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YAMAHA J95ギターアンプの修理
修理についてプリアンプ部の回路Reverb部の回路

音が汚いJ95が修理に持ち込まれました。
エンクロージャーは後面開放になっています、ツインリバーブを意識した作りになっていますが、真空管式ではありません。
F100-212の前のモデルでFシリーズがこれを元に作られたことが伺えます。
リバーブも
Accutronics製の4EB3C1Bが入っています
Fシリーズはボックスの下に配置されていますが、J95はシャーシにネジ止めされています。
Fシリーズは多分ハウリング等で下に配置されたものではないでしょうか

修理について
回路図をネットで探しましたが見つける事ができませでした。
基板を写真に撮り回路図を書き起こし修理しました。
J95の回路図のことでお困りの方がおられましたら
こちらから御連絡下さい。

● パワーアンプの入力段の2SK30Aのゲートの電解コンデンサが劣化していました。
  液もれはありませんでしたが、リーク電流が多くなり、DCバランスが崩れていました。
  電解コンデンサの劣化は取り外して、においを嗅ぐと分かる場合があります。
  



プリアンプ部の回路
トーンコントロール回路はフェンダータイプの回路です。
FシリーズはNJM4558ですが、全部トランジスタ2SC1000で構成されています。
ディストーション回路はお馴染みのダイオードクリップタイプです、音はベタッとした感じです。
元音と合成するようになっています。


Reverb部の回路
Accutronics製の4EB3C1Bが入っています。定番のリバブユニットです。made in USAの刻印があります。
ドライブアンプは松下のAN374が入っています。

もし壊れて困っている方がありましたら
こちらから御連絡下さい。


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