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YAMAHA AR-PROギターアンプの解析

AR-PRO回路図を解析してみました。こちらはセレッションのG10L-35とリバーブ付きです。
エンクロージャーが後面開放ではなく密閉型になっています。
ただし背面に通気用の横長い穴が開いています。

回路図について
回路図はAR-1500やF50-112の時と同様に基板を見ながら回路図を書き起こしました。

スピーカについて
25cmのセレッションのG10L-35です。

プリアンプ回路図
プリアンプはAR-2500の回路図と基本的には同じですが、ボリュームがトレブルの後になっています。
また、C1の値が3900pFと1/10の値になっています。
AR-1500とAR-2500のボリュームはpin1とpin2の間に入っていました。
トーンの回路はフェンダータイプの回路です。
ゲインのボリュームが無くなり、スイッチで切り替えるようになっています。
ボリュームの後の回路もほとんど同じですが、TR9でゲインを倍にする回路が追加されています。

AR-PROも単電源ですのでオペアンプの非反転入力を1/2Vccでバイアスするようになっています。
ディストーション時音量が大きくなるのをTR10で音量を絞るように工夫されています。

Reverb 部の回路
Accutronics製の1EB2C1Bが入っています。ディレイタイムが中のリバブユニットです。
リバ
ブユニットのドライブアンプはNJM4558です。

リバブユニットの詳細は下記の通りです。

DIGIT

Spec.
#1 - REVERB TYPE 1 for Type 1
#2 - INPUT IMPEDANCE E = 600 Ohm
#3 - OUTPUT IMPEDANCE B = 2250 Ohm
#4 - DECAY TIME 2 = Medium (1.75 to 3.0 sec)
#5 - CONNECTORS C = Input Insulated / Output Grounded
#6 - LOCKING DEVICES 1 = No Lock
#7 - MOUNTING PLANE B = Horizontal Open Side Down

メインアンプ回路図
メインアンプはAR-2500の回路図と基本的には同じですが、トランジスタTR3, 7, 8が違っていました。



最後に回路図については実機から書き起こしたものです誤記があるかもしれません、自己責任でお使いください。
またYAMAHAさんにはくれぐれも問い合わせしないで下さい。
もし壊れて困っている方がありましたら
こちらから御連絡下さい。


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